助成金の交付が決定したから言えること(その1)

今回、私が理事長を務める『大田区は大田区の専門家が(≧▽≦)にする』を

合い言葉に集まった専門家集団おおた助っ人で、初めて地元大田区の

助成金を受けるべく手続きをしました。

その名も

『地域力応援基金助成事業(スタートアップ助成)』

 平成21年度から大田区区民活動積立基金など、区民や事業者の皆様から頂いた寄付金を原資とした基金を、「地域力応援基金」として再編し、新たな助成事業を実施しております。
 福祉、環境、まちづくりなど、区民を対象とし、公益性が認められ、社会貢献につながり、広く地域に開かれた非営利事業に対して助成金を交付いたします。(大田区のサイトより)
http://www.city.ota.tokyo.jp/seikatsu/chiiki/katsudou/tiikiryoku_ouenkikin/startup_jyosei/start/index.html

結果的には先週末、無事にこちらの申請金額全額の交付決定しました

よかったよかった(^_____^) 

一緒に頑張った、た助のみんなよかったね。

さて今日はいざ自分で助成金申請に携わってみて、感じたことなどをざっくり書いてみたいと思います。

確かこの助成金の情報をもらったのは今年(平成23年)に入って少し経ってからだったような、

最初はみんな「じゃあいただけるものはいただきましょう」といった軽いノリでした。

ただいざ始まって、募集案内を見てみると申請の際の提出物も結構大変..

(提出物)

①申請書

②団体の規約または定款等

③団体の直近年度の事業報告書・収支決算書

④団体の直近年度の事業計画書・収支予算書

⑤備品の見積書

※前年度実績がない団体は③の提出は必要ありません。


うちの法人は昨年11月の設立なので③はいらないかなと思い、担当部署に聞いてみると、

『申請時までのモノを作成して提出された方がいいですよ。審査のイメージがいいです。』

とのこと。

確かに審査の項目には、

計画性、必要性、継続性、積極性、連携性、公益性、経費の妥当性、透明性、将来性&総合評価とある。

確かに今までやって来たことを示した方がイメージは良さそうだ。

全く関係ないが、そもそも自分の人生をこれだけの項目で審査されたらOKは出なそう。

ただ担当部署にそう言われれば、『じゃあ作ります』としか言えなかった小心者の理事長です。

そこから①~④の書類をひたすらつくる日々。

いや~これが意外と難しい。

やって来たことを文章にするのはそれほど大変じゃないけど『想い』を活字にする、これが難しい!

これから初めて「正式に」やる事業の予算組みも結構大変。

ちなみに今回の助成金の申請事業である『チームでお助け無料相談会』

異業種・複数の専門家がチームを組み、一人の相談者の問題に多角的に取り組み

交通整理・解決への道探しを行うという事業。


例えば、相続で悩んでいる方に、弁護士・司法書士・税理士などがチームとなって

相談にのったりします。それぞれに別個に相談するより3倍の効果が期待できる(ハズ)。

やろうとしていることは間違いないと思っていましたが、それを伝えるのって難しい(+o+)

申請書の提出前に一度区の担当部署に相談に行くも、質問が出るわ出るわ。

ちなみに担当者3人がかりです!

※ 誤解のないように言うと、見解が偏らないように常に3人で対応しているそうです。

ただ質問が多く出ると、書くスペースが少ないってこともありますが、こちらが作っているものじゃ

伝わらない部分が多くあるんだなぁと勉強にもなりました。

ちなみにここでは涙をこらえました...

そして1度持ち帰り、訂正・変更し、改めて提出日の締め切りの前日(平日)に無事にうちの

担当美人理事に申請書類を提出してもらったわけです。

なぜ自分で行かなかったか?、

また3人がかりで囲まれるのが怖かったからですよ!

ありがとう担当美人理事!あなたのおかげで人前で涙を見せずに済みました!!
(そこでも一部訂正個所があったようですが、そこは柔軟に対応していただいたようです。

(^____^)さすが玲奈さん。)

そしてこの申請書類の提出後、提出した書類の審査が行われ、そこをパスしたところだけが

次の面接審査に進むことが出来るわけです。ネクストステージです。

長くなってきたのでネクストステージ(面接編)はまた次の機会にします。

(では)

大田区の元八百屋の司法書士 小林 彰

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