アナログ
登記の分野って、他の周辺分野に比べるとかなりオンラインによる手続が進んでいると思います。
今では3000円になってしまっておりますが、かつてはオンライン申請1件あたり最大5000円の登録免許税の減税を受けることが出来ました(所有権移転や保存、抵当権設定、会社設立など一部の登記申請についてのみ)。
このインセンティブはやはり大きかったんだと思います。
そんなわけで、オンライン申請が増えてくると、登記の申請の添付書類は郵送で法務局に送り、完了した書類も郵送で事務所に戻ってくる。
登記手続きが終わった後の登記簿謄本もオンラインで申請し(窓口で取得すると原則700円、オンラインで郵送の場合570円)、事務所に郵送で届く。
もちろん一部の登記申請は、いまだに書面で申請することはあるものの、法務局に出向く回数は以前と比べると激減しています。
そんな状況ですが、私は基本全ての登記完了後の登記簿謄本は、最寄りの法務局の窓口で受け取っています。
もちろん郵送で事務所に送ってもらってもいいんですが、そうすると本当に法務局に行く機会が減るんですよ。
いかんせん元八百屋なアナログな私は、法務局に行って、法務局の登記の受付の方なんかとお話をするのが好きなんですよ。
法務局の動向だったり、くだらない世間話も含めて(^___^)
そういった感じで比較的仲良くしていると、申請した登記も「できればちょっと早めにお願いしますね!」の一言で、こちらの事情を察していただいたりしてもらえるわけです。
午後出したのが午後の早いうちにあがったりとか( ̄ー ̄)ニヤリッ
どれだけオンライン化が進んでも、アナログなところはアナログでしか繋がらないんですよね。
大田区池上 元八百屋の司法書士 小林 彰
司法書士事務所ワン・プラス・ワン
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