専門家集団、一般社団法人おおた助っ人 現る
平成22年11月25日、「大田区は大田区の専門家が笑顔にする!」との理念の下、大田区に縁のある専門家が集まり『一般社団法人 おおた助っ人』を設立しました。
設立時の所属専門家は、一級建築士・行政書士・司法書士・税理士・弁護士・不動産クリニック。今後は複数の専門家による無料相談会や勉強会、地元のイベントへの参加など、大田区を笑顔に、大田区に住みたい人が今よりも増えるようにするため多角的に地域活動をしていく予定です。
興味のある専門家、詳しく聞きたい方はご連絡ください。
さて平成20年に「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律」が施行され、平成22年12月1日で丸々2年になります。この『一般社団法人』は、①官庁の許可がいらず、②監督官庁もなく、③行う事業に制限もない(ボランティア活動からビジネスまで)うえ、④出資も不要、⑤定款の作成→認証→登記によって成立し、⑥一定の要件を満たせば税法上の恩恵もあるといった夢のような法人で、法律の規定も社員の持分に関する規定がない点を除けば株式会社に関する規定に似ていて馴染みやすい、はずなのですがどうもあまり利用されていないようです。
施行から平成21年末までで2,765件の設立。なお株式会社は平成21年度だけでも79,902件も設立されています。
一般社団法人も株式会社もどちらも設立手続きは最短1日で可能です。定款の手続き・登記に必要な設立費用は、一般社団法人で約11.2万円、株式会社では約24.2万円(資本金2100万円位迄)かかります。一般社団法人は、設立登記の登録免許税が株式会社より9万円安く、定款の印紙税4万円も不要な分初期費用が抑えられています。(電子定款利用で株式会社も印紙税不要。)設立には株式会社で最低1人、一般社団法人は2人の人員が必要です。
NPO法人はネームバリューが最大の魅力ですが、規制も多く、最近不祥事が多いのも事実。この際一般社団法人をビジネス・地域活動・ボランティアなどのスキームに使ってみてはいかがでしょうか。
今後は設立した一般社団法人でこの法人形態の可能性を模索するチャレンジもしていきたいと思っています。
悩んだ時にはまずご相談を!お気軽にご連絡ください。