似た言葉

今まであまり意識していなかったんですが、ゴールデンウィークに読んだある書籍の、「信用」と「信頼」の言葉の定義になるほどね~と思いました。
「信用」
→「信じて用いること」
「信頼」
→「信じて頼ること」
「便利だ」と『頼りがいがある』との違い。
我々のような国家資格者は、試験に合格し、資格者となったことである程度の信用を得ます。
『弁護士なんだから、司法書士なんだから、税理士なんだから、資格持ってるんだから大丈夫だろう。』
これは正に「国家資格」に対する『信用』、決して個人に対する『信頼』ではない。
そこからスタートして、「信用」に、『あの人に頼んだらきっと素晴らしい結果にしてくれる』というプラスの要素がいくつも加わって、初めて『信頼』が作られる。
『信頼』は作り上げていくもので、勝手についてくる軽いものじゃありません。
ただ不思議なもので、信頼できる仲間たちが大勢いて、その中に一緒にいると、そうでない人も
「あの人も信頼できる人なんじゃないか?」
という場の雰囲気ができてしまうことがあります。
「あの集まりに来てる人だから『信頼』できる「はず」だ!」って
周囲の信頼できる仲間のパワーや空気が、信用に+αを乗っけるんでしょうか。
ただ、どれだけいい専門家と多く接する機会が増えても、これだけは自分の目や耳、5感すべてででしっかりと判断していきたいですね。
「どれだけいい雰囲気の集まりにいても、あの人は自分には合わない」と判断していいんです。
もし変な方を紹介してしまっても、紹介された方は、「○○さんが紹介してくれたんだから、ちょっと不安だけど大丈夫なんだ..(+_+)」思い込もうとしてしまうんです。
だから、それが難しい時は、自分が『信頼』している専門家に紹介してもらう(^▼^)
自分が信頼している人を信頼するにはちゃんとプラスの要素があってこそですから、そこはお願いしちゃっていいと思います。

今依頼いただいているある案件も、「私の中で東京の司法書士なら小林さん!」とある行政書士さんにご紹介いただきました。
少なくとも、最初に信用してくれた人を幻滅させるようなことを続けていたら、いつまでたっても『信頼』までたどり着けませんもんね。

大田区池上 元八百屋の司法書士 小林 彰
司法書士事務所ワン・プラス・ワン
http://www.44s4-kobayashi.com/

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