大森→鵜の木


我々には馴染み深いですが、一般の方からはそうでもない法務局。

現在、東京法務局管轄、23区内には17の出張所があります。

私のホームである城南出張所もその一つ。

昨年、平成24年6月11日をもって、東京都目黒区内の不動産・会社法人登記を管轄していた東京法務局目黒出張所は、渋谷出張所に統合されました。


全国的に見ると法務局の統廃合はすごいペースで進んだんですが、東京23区はこの目黒出張所だけでした。

ただ、歴史をひも解いてみると、もともと目黒区の登記事務は、渋谷出張所がおこなっていたようで、昭和56年9月14日から目黒区内の登記を目黒出張所が取り扱うようになったとのことです。

約30年ちょっとだけだったんですね~

統廃合ではありませんが、東京法務局城南出張所も元は大森駅周辺にあり「大森出張所」という名前でした。

大森から今の鵜の木に移ってきたのが、平成11年7月12日です。

一般の方からすると、

「自分の不動産の登記簿謄本を取得するときに一番近い法務局はどこ?」

「会社の役員変更の登記はどこに申請したらいい?」

といったことに興味が行くと思いますが、われわれ司法書士にとっては、この法務局の統廃合や名称変更ってかなり重要です。

今となっては発行されませんが、不動産の権利を証する「登記済権利証」というものがあります。

一般的に権利証と呼ばれるものですね。


これには法務局の判子が押されています「○○法務局▲△出張所」といった形で。


つまり、このあたりの法務局の移転や管轄の変更を知らない人が権利証を偽造すると、

「平成10年10月10日付の東京法務局城南出張所の判子が押された権利証」ができてしまう可能性があるわけです。

そこに気付けば偽造を見抜くことができるかもしれません。

いつからその管轄法務局があって、いつまであったのか。

その時代の遍歴を知ること。

これって登記申請をする我々司法書士からするとかなり大切なんです。



大田区池上 元八百屋の司法書士 小林 彰

司法書士事務所ワン・プラス・ワン

https://www.44s4-kobayashi.com/

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