どうすれば合格できるんだろうね?

一昨日ブログ『どうすれば合格できますか?』をアップした私、
あらためて振り返ってみても、司法書士試験ってかなり濃厚な試験だなと思います。
【試験の内容】は、
(1)憲法、民法、商法(会社その他の商法分野に関する法令を含む。)及び刑法に関する知識
(2)不動産登記及び商業(法人)登記に関する知識(登記申請書の作成に関するものを含む。)
(3)供託並びに民事訴訟、民事執行及び民事保全に関する知識
(4)そのほか司法書士法第3条第1項第1号から第5号までに規定する業務を行うのに必要な知識及び能力
と幅広く、(2)のカッコ書き、「登記申請書の作成に関するものを含む」の部分が曲者で、全てがマークシートの試験と違って『エンピツを転がす』だけでは合格できません。
これらの内容を年に1度、真夏7月の第1週の日曜日、1日の筆記試験、午前中2時間、午後3時間で問われます。

以前読んだ本に、『司法書士試験の勉強は、「皿回しのようなもの」』と書いていた方がいました。上手いこと言うな~と思います。
分野が広い司法書士試験、毎日少しずつ、過去問1問でもいいので多くの分野の勉強し続けないとドンドン忘れます。
特に試験が近い時期は、出題法令が多いので、少しずつでも脳みそを刺激しておかないと、1週間前に勉強したことなんてすぐにどっかに行ってしまいます。
 
大げさですが『供託?なにそれ美味いの?』です。
少しずつでも脳を刺激し続ける、きっとこれは司法書士試験の秘訣なんじゃないかな~。
そして、
試験で100点満点を取ったり、
模試なんかで全国トップ●になる  それを目指す必要はありません。
目標はあくまで合格、合格ラインのちょっと上くらいを取って合格でいいんです。
そこでそんなに頑張らなくても、実務に出たら勉強だらけです。
と偉そうなことを書きましたが、そもそも私も平成16年の試験に合格できるとは思ってなく、一番驚いたのは私。その証拠に試験の合格に気づいたのは、合格発表から1週間近くたってから。
35歳までに資格あって、実務経験もあって、仕事もできている自分をイメージして期限を決めてましたが、思っていた以上に早いタイミングで合格できたのは、
『運』を味方につけたのと一日中司法書士を意識しながら生活できる、司法書士事務所に勤務しながら受験勉強をする環境を選んだからかもしれません

図書館や予備校の自習室に一日中籠っていられないタイプの方にはお薦めです。

やり方、考え方は人それぞれ、自分に合った楽しくも濃密な勉強方法が見つかると合格は近いはず! 

大田区池上 元八百屋の司法書士 小林 彰
司法書士事務所ワン・プラス・ワン

http://www.44s4-kobayashi.com/

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