司法書士と成年後見業務
昨日5/29は、日本司法書士会連合会ホールで開催された
『成年後見業務と司法書士倫理』という講義に参加。
講師は、東京司法書士会大田支部会員でもある、
リーガルサポート理事長の松井秀樹さん。
講義後にリーガルサポートの定時総会があるだけに
結構な人数が参加してました。
内容は、昨年起きた司法書士による不祥事に関する報告・
再発防止策から始まり、『後見執務と倫理』に関するもの。
その中で一番心に残ったフレーズが
『司法書士イコール専門職後見人では決してない!』
そう、司法書士だから後見業務ができるわけではないんです。
一定の研修に出て単位を取って、登録すれば後見業務が
できるわけではないんだよ。
司法書士という資格を取得するにあたり得た知識、業務の中で
得た知識と経験、自らの人生で得た知識と経験、
毎日の錬磨・勉強とそれらの中で得た協力者達の知識と経験。
多くのものが重なり合って
『生命、身体、自由、財産等の権利を擁護する』業務が
できるんだと私は思ってます。
そうじゃないと自分の親族を職業後見人に任せることなんて
できない。
そういう意味では、わが大田区は勉強熱心な方が多くて
すごい環境だなと思っています。
『ミッション』と『ビジネス』、このバランス感覚は不可欠。
そんなに甘くないんだよ。
っと、今日は色々と思うところがあって書いてみました。
大田区池上 元八百屋の司法書士 小林 彰
司法書士事務所ワン・プラス・ワン
http://www.44s4-kobayashi.com/