日本人が好きです。
6/5、19時半に宮城県東松島市から大田区役所前に帰ってきました。
現地で自分の目で見て、話を聞いて、現地は様々な面で私の想像以上でした。
一番驚いたのは、こんな中でも東松島市・周辺の方々が真っ直ぐで誠実だったこと。
逆にこちらが言葉にできないパワーを山ほどもらって帰ってきました。
本当にありがとうございました。
災害直後諸外国から、略奪が「ほとんど」起こらない、配給の際にきちんと
列を作って並んでいるなど、日本の国民性が絶賛されていました。
その時も日本人は確かにそういうところがあるのかな、凄いなと単純に思ってました。
実際はそんな生易しいものではなかったなぁ。
家を津波で流された方が
「うちは家が流されただけだから、そこの○○さんの方が大変だからうちは大丈夫」
と言うんです。
確かにお隣のお宅は大変だろうとは思うけれでも、お母さんのところだって大変だよ。
そういう考えの方が本当にたくさんいた。
自分だって大変なのに、それ以上に(大変さの感じ方は人それぞれ違うだろうに)
大変な人に目を向け、気を使っていた。
もちろんそう考えないとやりきれない部分はあると思うけど実際に聞いてみたら、
涙が出そうになった。
やっぱり足りないのは圧倒的な支援の手の数なんだろうな、それも継続的な。
それがあれば、そんな人たちに「それじゃお隣もすぐお手伝いできるように指示しておきます」と
言うこともできるだろうに。
無力だなぁと感じた場面だった。
大田区のボランティア支援センターの東松島市へのボランティアは今後も継続的に
行っていくそうです。
ぜひご興味のある方は声かけてくださいね。
私もまた行く予定です。
小林彰