偽造及び詐欺事件の発生について
先日東京司法書士会から会員に公開された文書。
『偽造及び詐欺事件の発生について(お知らせ)』
今回の偽造書類等による不動産詐欺と思われる事件は、
第1段階で『偽造書類による会社の役員変更登記』、
第2段階で『公証人作成の文書』、
そして第3段階で司法書士が不動産登記の手続に関与したケースのようです。
事前に法務局に不正登記防止申出がなされており、本件事件が発覚したそうです。
会社乗っ取りの場合に、役員を入れ替える(辞任・解任・任期満了)ケースはよく聞きますが、既存役員を退任させるのではなく、休眠状態にあるのをいいことに、会社に追加的に新しい代表者を偽造書類により就任させるやり方はあまり聞いたことがありませんでした、
厳重な本人確認及び意思確認は行いますが、偽造される書類、手口も年々巧妙になっていきます。
より一層注意が必要ですね。
大田区池上 元八百屋の司法書士 小林 彰
司法書士事務所ワン・プラス・ワン
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