愚直
評価されても、評価されなくても、自分の役割を淡々とこなす。
それが自然から学べる一つの大切な真理。
先日の座禅会での住職の言葉です。
軽井沢の山奥で咲く桜の木の話。
学校の校門近くに立ち毎年多くの人の目に留まる桜の木と、ほとんど誰の目にも触れることもないような場所で咲いている桜の木。
どちらの桜の木も毎年ほとんど同じ時期につぼみをつけ、花を咲かせるそうです。
どちらの桜の木も、人の目に触れるかどうかではなく、「毎年花を咲かせる」という自分の役割を愚直に果たしているだけ。
「評価されるかされないかで判断するのではなく、自分の役割を淡々とこなす、人間もそうありたい。」
「『あいつばっかり評価されて(怒)!』と腹を立てても仕方ない」というお話でした。
まぁ、『評価されたい!』と思ってやっていると、そういう邪まな気持ちは相手に簡単に見透かされてしまいますからね。そういうのは周りを見ていてもとてもよく分かります(^_^;)
簡単なようでとても難しい、
1月中旬一番寒い時期の座禅で冷え切ったココロとカラダに沁みたお話でした。
大田区池上 元八百屋の司法書士 小林 彰
司法書士事務所ワン・プラス・ワン
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