「正」でなく「製」。
今日は朝から相談業務で、ずーっと戸籍を見てました。
現在は、全部事項証明書なんて言いますが、「戸籍謄本・除籍謄本・改製原戸籍」といった方が、登記簿謄本と同様、しっくり来ます(^∧^)
ちなみに 「正」でなく「製」です。
それにしても..、コンピュータ化される前の戸籍謄本ってかなり達筆。
古くなれば古くなるほどですが、正直読めない字もちょこちょこあります。
ただ、数多く戸籍を見てると、「ここにはこう書かれる」とか「この行ならきっとこの字はこれだな」と予想がつきます。
そういう風に戸籍が読めるようになると、ある意味司法書士としても、この事については一人前なのかもしれません。最初はそりゃ読めなかったですよ~(ToT)
ただ今日は、「四字削」と枠外に訂正印と一緒に書かれた記載に悩まされました(+_+)
果たして、どの四字が削(除)されてるのか?
前後の文脈からすると、間違いなくここだよな~
でも一見全くわからん(+_+)
写しではなく原本を見せてもらうと、何となく削除されるべき文字の上に「、」が打ってあるように見える。
同じように一字訂正の箇所も、訂正箇所の文字の上に「、」がある!!
自分で受任している案件であれば、積極的に、除籍謄本等を発行した役所に問い合わせするんですが、相談の場合はそうもいきません。
「見る限りここが削除されているので、ここにある書類で相続関係を確認するものとしては問題ないと思います。ただこの部分について心配であれば、ご本人に確認するようお伝えください。」 とお応えしました。
達筆レベルであれば、まだなんとかなりますが、自由自在の、「訂正・追加・削除」は勘弁してほしいな~
大田区池上 元八百屋の司法書士 小林 彰
司法書士事務所ワン・プラス・ワン
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