家屋売却について

祖父(故人)に所有権(名義)のある家屋(土地は借地)の
名義変更をしようとしたところ、『いとこ(祖父の兄弟の子供)の方々の承諾が必要』と言われてしまいました。家屋の名義は共有名義でもなく、亡くなった祖父1人の名義です。なぜ、いとこの承諾が必要となってしまうのでしょうか?
祖父の子供は私の母であり、1人娘です。

sprinterさん (東京都/39歳/男性)

家屋の名義変更(相続による所有権の移転登記)をするのであれば、お話の条件ならsprinterさんのお母様が単独でできると思います。
故人の相続人として子供が生きている時点で、兄弟(その子も含め)は相続人にはなり得ません。

ちなみに、どなたから、『いとこ(祖父の兄弟の子供)の方々の承諾が必要』と言われたのでしょうか?相続による名義の変更をする場合は、亡くなった方の死亡時の最後の戸籍謄本から、出生時の戸籍謄本(除籍謄本)まで全て集める必要があります。
それを見たうえで承諾の話が出たのであれば、養子縁組等でお母様以外にも相続人がいる可能性はあります。

戸籍謄本等を集めて、建物の所在地の法務局の出張所(東京法務局のサイト)では無料で相談に乗ってくれますよ。その際には、建物の登記簿謄本か権利証などを物件特定のためにお持ちくださいね。

関連記事

  1. これからの成年後見
  2. 進む商業登記所の統廃合
  3. 登記簿謄本 大幅値下げ!
  4. 最近の相続
  5. 遺産分割の遺産の範囲
  6. 承継問題は対岸の火事ではない
  7. ローン借入と居住開始の年
  8. 相続について

アーカイブ

PAGE TOP