段取り八分
「段取り八分(の仕事二分)」
仕事は、下準備がしっかりとできた時点で八割方終了。
もともとおおた助っ人の一級建築士さんから聞いた言葉ですが、大工さんの現場で使われていた言葉のようです。
仕事を進める上で、事前の準備がいかに重要かを表した言葉で、とても好きな言葉です。
我々司法書士の仕事も、この『段取り八分』が当てはまるケースがほとんど。
不動産の決済、登記書類の調印しかりです。
段取りがビタッ!と決まっていると、すべてがスムーズに動き、いい仕事したな~と思えます。
例えば、
まだ雨が降っているのに、水たまりをなくすために水掃き作業をしたり、
雨が止んだか止んでないかの状態で、ベンチを拭き始めたり。
一見すると、『まだ早くないか?また雨が降り出したら無駄じゃない?』
と思われる行為を愚直にするところ、それが東京ディズニーリゾートです。
ほんのさっきまで雨が降っていたのに、外にあるベンチが乾いていて、すぐ座ることができる。
これってすごいこと(^__^)
これがシステムというより、マインドで浸透しているのってすごい。
これこそプロの仕事です。
私の業務上、外にあるベンチを拭くことはほぼないですが、座りたいと思った人がすぐに座れるように準備をしておく、お客さんが欲しいときに欲しいものの準備ができている、これってとても大事なことです。
サービス業は、相手の行動如何で展開がガラッと変わることがありますが、段取り八分+心構え十分。
これこそがサービス業の取るべき下準備。
今日は、「段取り八分」のその先を、東京ディズニーランドで発見しました<(_ _)>
恐るべし、東京ディズニーリゾート!勉強になりました!!
大田区池上 元八百屋の司法書士 小林 彰
司法書士事務所ワン・プラス・ワン
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